あの未来に続く為だけの、それだけの人生だ。

悲観と懺悔溢れる 幻想の埒外の辺境地

2018-01-01から1年間の記事一覧

変わり者、ジレンマ、成れの果て②

僕は「変わり者」になった。しかし個性は無い。具体的にどんな所が「変わり者」だったかって? 単に周りがやらないことでウケがいい事をやっただけだ。それ以外は特に考えてなかった。 しかし習慣というものは恐いものだ。演じていただけのはずだった「変わり者」…

変わり者、ジレンマ、成れの果て ①

中学生時代、僕は人じゃなかった。重度のアトピーで外見は醜く、終わりのない痒みと痛み。服には数え切れない血の跡。 体を引っ掻く度に身体も心も傷付いていく。 僕は「普通」じゃない。友達という「普通」の人間は僕の周りからいなくなった。 人じゃない僕は全…

書きたいことが書きたくないこと

私はブログを書きたい。もっと書きたい。書いている、書けているんだ。 しかし書きたいことが書けていない。書けない。 考えていた内容が表現出来ない。書いているうちに意味が分からなくなる。 なぜ書くのか、誰に書いているのか、それが書きたかったのか、…

過去の自分へ送る 1

僕は今まで、身体が“ 健全”だった事が一秒もない。 生まれた時からアトピーを含む複数のアレルギーと喘息を現在も患っている。 小さい頃から「病気の調子はどう?」とか「この薬がアトピーに効くらしいよ」とか、明らかに自分は他の子とは何か違うんだなと感…

私の歩いてきた道

言われるがままに 「早く何でもいいから正社員になれ」 「苦労は買ってでもしろ」 「仕事を選ぶな」 「非正規なんて人には言えない」 「いつまで遊んでる気だ」 20代前半、景気最悪の中、がむしゃらに自分の個性も気持ちも押し殺して就職活動をした。 当時…